ハチミツは甘くて美味しいし健康にも効果があるので人気がある食材です!
ハチミツにはたっぷりのミネラルやビタミンが含まれているし、独特の風味もいいですよね。
そのため、砂糖を使うのをやめてハチミツを使っている人もたくさんいます。
ちなみに、砂糖よりもハチミツは強い甘みがあり、砂糖の甘みが100ならハチミツの甘みは130ぐらいと言われています。
寒くなるとハチミツが固まるのはなぜ?
そんなハチミツですが、寒い季節になるとハチミツが白く固まってしまうことがよくあります。
この現象は結晶化というのですが、結晶化はハチミツに含まれているブドウ糖と花粉によって起こります。
結晶化したハチミツをそのまま食べてもとても美味しいのですが、使い道が限られてしまうのでハチミツをサラサラに戻したいと思う人が多いですよね。
ということで今回は、カチコチに固まったハチミツをサラサラ戻す方法についてまとめてみましたので、興味がある人はぜひチェックしてみてくださいね!
カチコチに固まったハチミツをサラサラ戻す方法
固まったハチミツを電子レンジで溶かす
ハチミツが固まってしまったら、まず思いつくのが「電子レンジでチンしてみよう!」という人、多いのではないでしょうか。
電子レンジでハチミツをサラサラにするというのは実際にアリです。
ただ、失敗することもよくあるので注意が必要です。
いきなり熱をたくさん加えてしまうと失敗してしまいます。
庫内で破裂することもあるから気を付けてくださいね!
ハチミツを電子レンジで溶かすときは、まずは短時間温めて様子をみていきましょう。
そうすれば、うまくサラサラに溶かすことができるはずです。
あと、ハチミツに限らず、電子レンジで食品を温めると温かいところと温かくないところのムラができますよね。
なので、たまにかき混ぜることも忘れないでくださいね。
じっくりと湯せんでハチミツを溶かす
カチコチに固まったハチミツをサラサラに戻す方法としておすすめなのが、湯せんで溶かすという方法です。
この方法はメーカーもおすすめしているくらい。
50~60度のお湯を入れた鍋に、フタを外したハチミツの瓶をつけます。
そして、お湯が中に入らないように気を付けながら、お箸などでゆっくりとハチミツを混ぜているとそのうちサラサラに溶けてきます。
焦らずにじっくりと行うことがコツですね。
そうすれば、結晶がよく溶けます。
ガスファンヒーターの前でハチミツをサラサラにする
部屋にガスファンヒーターがある人は、それを活用してハチミツを元に戻すこともできます。
ガスファンヒーターの前にハチミツの容器を置いて、たまに容器を振るだけでハチミツがサラサラになるからとても簡単です。
ただ、ガスファンヒーターから約30㎝は離しておきましょう。
寒い季節はハチミツがよく固まってしまうけど、私はこの方法でハチミツをよく溶かしています。
でも、ハチミツが瓶に入っている場合はこの方法は試さないでくださいね!
ハチミツが固まらないように保存方法に配慮する
カチコチに固まったハチミツをサラサラにする方法もあるけど、
初めからハチミツが固まらないようにしておけばサラサラに戻す必要もなくなりますよね。
ハチミツをサラサラのまま保存するには、温度が重要です。
常温で18~24度くらいの温度が理想的です。
そして、振動のない天上に近い所に保管しましょう。
- 湿気がある所や日光が当たる所はNG。
- 冷蔵庫に保存するのもNG。
ハチミツは振動によって固まりやすくなるという性質がありますから、温かい冷蔵庫の上に置いても冷蔵庫の振動で固まってしまいます。
ベストな保管場所は、天井近くの食器棚!
高い位置になるから、部屋の中で一番暖かいんです。
カチコチに固まったハチミツをサラサラに戻す方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ひと手間かけるだけで、カチコチになったハチミツがサラサラに戻るということがわかりましたね。
固まったハチミツをそのまま食べるのも美味ですが、パンに塗ったりヨーグルトにかけたりするのが困難になるので、ぜひサラサラに戻す方法を活用してみてくださいね。
コメント